塗り替え工事の手順④下塗り

どの工程も重要です。

現在は、塩谷郡塩谷町にあります神山塗装工業の住宅部分の塗り替えをしています。

お客様の元でのリフォーム作業をするのと全く同じ工程を踏んでいますので、これを機会に順を追って説明・紹介していきます。

①下塗り

下塗りは水性微弾性のホルダーG2を使用します。

この材料は、下塗り専用の塗料で、塗装すると厚みが付き、ヘアクラック(髪の毛以下の細さのひび割れ)を自然と補修してくれて、中塗りの付着性を良くする下地調整を兼ねた下塗り材です。

水性の塗料の為に、下塗りをするための下準備があります。

ガス管や電気引き込み線を固定する金具は水性で塗装すると、サビを助長する恐れがあるので、サビ止めを塗布します。また、エアコンホースやテラス屋根の設置など専門の業者が取り付けた部材には、撥水性コーキングが使用されています。このまま塗装してしまうと、撥水効果により下塗り材まで剥がれてしまうので、撥水カバー材を塗布する下準備が必要になってきます。

今回は、『砂骨ローラー』を使用して施工をしました。ウールローラーでは出せない、特徴ある模様で増築痕あクラック補修痕を目立たなくします。

矢印から右側は塗装済み・左側は無塗装です。
すべて下塗りを塗り終えました。

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