屋根材について説明します。

 ひとことで『屋根材』と言っても実は様々な種類の屋根があります。それは、長年の歴史の中で日本人が開発してきた物語でもあります。

 違う角度から『屋根材』を表現すると、①コスト面、②お家の長期耐久性面(屋根が重たいと家が長持ちしませんもんね)、③耐候性面(日本各地の自然環境の中で劣化から守るため)、④意匠性面(見た目のオシャレ)、によって様々な屋根があるというのが現状です。

それぞれに特徴がありますので、順にご説明いたしましょう。

屋根塗装 神山塗装のコダワリ

直射日光・風雨・雪など環境変化が著しく、住宅において一番傷みやすいのが屋根です。屋根の維持こそが長く住むための秘訣!雨漏りをしないためにもトータルコストの面からも早めの塗り替えをおすすめします。

1.陶器瓦・粘土瓦

 日本家屋で広く一般的な瓦です。表面に艶があり、割れない限り半永久的な屋根材です。銅板との相性は悪く、銅製の雨樋と組み合わせると樋に穴が開いてしまうのがネックです。塗装の心配はいりません。

2.セメント瓦・モニエル瓦

 セメントと水や砂で作られる瓦を「セメント瓦」と呼びます。風雨にさらされ傷みが出てくると(約10~20年)塗料が剥げて、表面のざらつきが大きくなります。
 セメント瓦に着色スラリーと呼ばれる塗材が塗られている瓦を「モニエル瓦」と呼びます。劣化した粉上の塗膜(スラリー層)をしっかり洗浄で洗い落とし、専用の強化プライマーを塗布してスリラー層を固めると、剥離は起きにくくなります。

 どちらの瓦も傷んだまま放置すると割れやすく、塗り替え不可となる場合がありますので、早めの塗り替えをお願いしています。

3.スレート瓦(コロニアル・カラーベスト)

 スレート屋根は地震に強く・軽くて・施工コストが安いメリットがあるので新築物件のほとんどがスレート瓦です。
 ただし、劣化するとひびが入り、苔やカビが自生して屋根材自体を蝕んでしまうため、定期的なメンテナンスが必要です。

 神山塗装では、繊維の奥まで浸透するシーラーを使用して塗装しますが、傷み具合により2度塗り・3度塗りをして、下地から強固な基盤を作るように施工しております。

 また、塗り替えをすると美観はよみがえりますが、塗装後には縁切りをしなくてはなりません。これは合わせ目から入った雨水をきちんと排水させる作業です。業者によっては、この作業を行わない会社もあるようですが、お客様にご安心頂くために、神山塗装では縁切りやタスペーサーを挿入するなど排水機構の確保も徹底して行っています。

4.トタン屋根・ガルバリウム鋼板屋根

 トタン屋根・ガルバリウム鋼板屋根とはどちらも金属製の屋根材です。以前はトタン屋根が多かったのですが、耐久性が著しく向上したガルバリウム鋼板が登場してから、金属製の屋根材では近年最も普及しています。
 塗装の際は、サビを機械でしっかりと削り落としてから錆止めを塗装し、お好きな色の上塗りでピカピカに仕上げます。

 サビが出てからご依頼を頂くことが多いのですが、錆が進行するといくら塗装をしても下地が傷んでしまったり、施工のコストが嵩んでしまう可能性があります。そのため、実際に錆が出る前の塗り替えをオススメしております。

5.アスファルトシングル

 アスファルトシングルは、基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してある屋根材です。柔らかく、瓦屋根のような硬い屋根材のようにひび割れたり、金属屋根材のようにサビついたりしないメリットがあります。石粒で覆っているため傷つきにくく、防水性・耐候性・耐久性に優れています。

 劣化してくると表面の小石が落ちてくるのが難点です。表面積が大きいので苔やカビが付着しやすいです。小石の保護と美観の点から、5年〜10年で一度塗り替えをおすすめします。

6.陸屋根

 陸屋根とは、屋根勾配のない平らな屋根を指します。その材質は、大きく、ガルバリウム鋼板・シート防水・樹脂防水の3つに分かれます。ガルバリウム鋼板は上記の方法で塗装をします。シート防水と樹脂防水の場合は、その上からウレタン樹脂防水を施します。2ミリ以上の膜厚を持たせて施工すると、ゴム状に硬化するので伸縮性が生まれ、シートの継ぎ目なども目立たなくなります。

7.折板屋根

 主に工場や駐車場などに使用する屋根です。正面から見るとジグザクを波を打っているのが特徴です。金属製ですからサビが出ます。
 まず、ボルトからサビが発生し、次に底部、そして全体にとサビが大きくなっていきます。サビ落とし・錆止め・上塗りの順で塗装して最後にプラ製のボルトキャップをかぶせて完了です。

大きな空間を持つ建物の屋根には最適な屋根とも言えるでしょう。

 以上が、いろいろな屋根材についてでした。私たち神山塗装工業のように、長年塗装工事を行っていると、どうしても、次の塗替え時期になると「屋根はもうそろそろ交換したい…」という意見も出てきやすいので、屋根の交換なども行っております。

 塗装工事でメンテナンスできるのか、屋根の葺き替えをしたほうが良いのかも、無料診断をさせていただきますので、以下よりお尋ねください。


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