妻の実家で塗り替え塗装③養生

詳しく解説していきます!

シーリングをしっかりと乾燥させつつ

次の工程、今日は養生です。

養生とは塗料が付着して汚れてしまわないように保護する作業です。

例えば、窓やドアといった塗料が付いたら困るところ

地面や瓦屋根もそうですね。

他にも竪樋やスレート屋根も養生をします。

竪樋やスレート屋根は結果的に塗装はするのですが、順番的に壁の塗料が付いてほしくないので、塗り物であっても保護のために養生をします。

窓の養生は、我々の側からするとすべて塞いでしまいたいのですが、やはり中で生活されている施主様ご家族が一番大切です。

なので必ず「どのドア・窓は開閉したいですか?」「どの窓は閉めきりでよいですか?」と施主様にお聞きしてから作業をしています。

大概トイレ・お風呂場。寝室は風が通るようにと言われます。

玄関の開閉出入りはマストですね!

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この窓は空気の出入りがあれば良いとのことだったので、下のような養生になりました。

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窓から手を出すことはできないが網戸が機能しているので風を通すことが出来るように養生しました。

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※別の現場ですが窓を完全に塞いでしまっている例です。物干しや手すりにもしっかりと養生がされています。

この時に壁に取り付けてあるものを大方取り外します。

表札・センサーライト・外灯・テレビのブースター・電話の保安器・窓の格子などなど

上記は取り外してしまえば、その裏に隠れていた外壁もしっかりと塗装できるし、養生も包むだけなので非常に楽です。

養生で使う道具は主に

カッターナイフ

ガムテープ

マスキングテープ・・とは・・ガムテープよりも粘着性が薄い

ポリマスカー・・とは・・ガムテープに保護用ビニールが予め付いている

ノンスリップマスカー・・とは・・この上は踏んでも滑りにくい特殊なマスカー・玄関の床などお客様が通る場所に使用

ラスター刷毛・・とは・・片手で収まる小さな箒・テープを張る前に埃を払うのに使用

ドライバー・・・外灯など器具を取り外すのに使用

スプレーのり・・・基礎などテープが張り付きにくい場所に使用

です。

「外壁に塗装する」という作業の前には、これだけの作業と日数がかかっているんですね。

おわり

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