妻の実家で塗り替え塗装①洗浄

詳しく解説していきます!

今日から妻の実家で塗り替え塗装をします。

作業の内容を一からすべて記したいと思います。

まずは足場の建て方です。

施工店の中には自分たちで建ててしまう業者もいますが、弊社では足場専門の業者に建ててもらいます。足場には飛散防止ネットを必ず張ります。

そしてここから私たちの登場!洗浄ですね。

洗浄とは、塗装面に付着している埃・汚れ・カビ・旧塗膜をしっかりと洗い落として、新しく塗る塗料の食い付きを良く(はがれにくく)する為にとても重要な工程です。

この洗浄作業がしっかりと出来ていないと、3,4年で塗膜が剥がれ落ちてきたり、膨らんだりと、いくら最高級塗料を使っても意味がありません。

安い業者に頼むと水をかけるだけだったり、ブラシで擦ったりするだけで済ましてしまうことがあります。

本物の塗装店はエンジン式の洗浄機(電気式よりも強力)でしっかりと洗います。先端のノズルの形状も2種類あります。

ストレートノズル と スクリューノズル です。

どう違うのか

ストレートノズルとは水が横一文字に噴出します。

圧力は低くなるので、威力は小さめです。

このストレートノズルで洗浄する場所は

比較的傷みが少なくて表面の汚れや埃を落とす程度の場所で使用します。

例)●築10年程度の外壁・直射日光が当たらない外壁(傷みが少ないため)

  ●雨どい・木部(下地を傷つけない、または破壊しないため)

次にスクリューノズルです。

レーザー光線のように一点に集中して水が噴出し、その一点集中した水が円を描くように回転しています。

一点集中なので圧力は強く、威力は強力です。

このスクリューノズルで洗浄する場所は

屋根です。

屋根には、剥がれかけた旧塗膜・苔・カビ・土埃・鳥のフンなど頑固な汚れがこびりついています。

外壁でも同様に剥がれかけた旧塗膜・苔・カビ・土埃があれば、スクリューノズルを使用します。

私の塗装店では、基本はスクリューノズルを使用してしっかりと洗浄します。

ストレートノズルは例外的にしか使用せず

●レンガ柄の外壁をクリヤーで塗装したい時

●雨どいや木部を洗う時

●カーポート(駐車場の屋根)やサンルーム・ポリカーボネイト屋根を洗う時

に使用しています。

なぜかと言うと上記箇所はスクリューノズルだと威力が強すぎて傷をつけたり破壊してしまうので、威力の小さいストレートノズルで洗浄しています。

このように使い分けをして、洗浄作業をしています。

またそれに付随して、

お客様やご近所さんのお車に水しぶきがかからないように、クルマカバーをかぶせたりしています。

おまけ

粋な施工店では、「ついでだから」と言って塗装しない部分もきれいに洗ってくれます。

駐車場・石垣・庭石・飛び石・いぬばしり・基礎・タイル部などなど

おわり

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