今日は3/3の雛祭りですね。
そんな中、現場へ行くのに烏山線の近くを通ると
大人たちが何人もカメラを構えてスタンバイしていたんですね
田園風景をはしる単線では、なかなか見ない不思議な光景でした。
用事を済ませて、もう一度烏山線の近くへ
そして、踏切を渡ろうとした時！
カンカンカン♪警笛が鳴って遮断機が下りてきた
私の車は踏切の先頭で停車をし、電車が通過するのをただ待っている
ふと右側に目をやるとプラットホームがあるだけの無人駅には２０人ほどの園児の姿が
付き添いの保母さんも数人見え、さらに右へ振るとここにもカメラを構えた大人がチラホラ
「何だろう？やっぱり今日の烏山線は変だぞ」
その疑問が大きくなる出来事がすぐにやってきた
普段では乗客がまばらな車内、当然窓越しに反対側の景色が透けて見える車内が
人で埋め尽くされている？？そう乗車率は100パーセントを超えた満員電車なのだ
２両編成の電車の中は人でごったがいしている！！
？？？？？
大きな疑問を抱えたまま私は、次の現場のご近所さんのあいさつ回りをして
会社に戻り、お昼の休憩を迎えた。
忘れないうちにこの疑問を解決せねば
ネットにて｛3/3 烏山線｝と打ちこむと、一発で疑問が解消できた
どうやら今日の3/3をもって引退する車両があるとのこと。
それをカメラにおさめようと集まっていた大人たち
それをお疲れ様と見送る為に集まっていた園児たち
それと共に走るのは最後だろうと乗込んだ乗客たち
その人々の思いが、何気ないいつもの風景に違和感を与え
私の心を惹き付けたのだろう。こんなことが無ければ
この車両の引退を知ることも無かったであろう。
神山塗装も皆様から愛される会社になれるよう
１０００年企業を目指して。
卓也
